
国土交通省は、橋、ダム、港などの公共施設を地域観光に活用するインフラツーリズムの新たなモデル地区に、新潟県湯沢町の大源太川第1号砂防堰堤など3カ所を選定した。ツアーの企画や持続的な推進態勢づくり、インバウンド対応などの社会実験を実施する。
今回選定されたのは、大源太川第1号砂防堰堤のほか、亀の瀨地すべり対策(大阪府柏原市、奈良県三郷町)、青い池(美瑛川ブロック堰堤)と十勝岳火山砂防情報センター(北海道美瑛町)。国交省は、「インフラツーリズム魅力倍増プロジェクト」としてモデル地区を選定。2019年に八ツ場ダム(群馬県長野原町)、来島海峡大橋(愛媛県今治市)など5カ所、20年に白鳥大橋(北海道室蘭市)など2カ所のモデル地区を選定している。
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