国土交通省は11月24日、みなとオアシス薩摩川内(鹿児島県薩摩川内市)を港のにぎわい拠点となる「みなとオアシス」に登録した。これにより、オアシスは全国146カ所になる。
代表施設の川内港ターミナルは甑(こしき)島の玄関口(川内港―里港―長浜港)で、島民の生活を支える海上交通拠点でもあり、観光客との交流拠点ともなっている。
今年8月に甑大橋が開通したことで、甑列島が一つになり、8千年前の地層から形成された断崖や、川内近海でとれた海産物、海洋レジャーなどの観光名所を周遊することができるという。毎年11月には川内港にぎわい祭り・薩摩川内ボートフェアが開かれ、国際交流活動の紹介、船舶の一般公開などが行われ、川内港を身近に感じることができる。