国土交通省は、「完全キャッシュレスバス」の実証運行を行う18事業者29路線を選定した。11月1日以降順次、実証運行を開始する。
運賃の支払いに現金を使わない完全キャッシュレスバスは、厳しい経営環境にあるバス事業者にとって、現金の管理コスト削減や運転者の負担軽減、定時運行確保などの観点から効果的であることから、同省では導入を後押ししていく方針。
同バスへの移行に当たっては、バス利用者の理解が重要であることから、実証運行により課題や効果を検証する。訪日客や観光客の利用が多い路線、自動運転など他の実証運行を同時に行う路線などを対象に、実施事業者・路線を募集していた。
実施事業者は次の通り。【記事提供:交通新聞】
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