秋の叙勲で旭日双光章を受章した日本旅館協会理事、日本温泉協会副会長の小口潔子氏(福島県郡山市磐梯熱海温泉・四季彩一力会長)の受章を祝う会が25日、四季彩一力で関係者約150人を集めて盛大に開かれた。発起人代表は磐梯熱海温泉観光協会の菅野豊会長。福島県女将の会の若松佐代子会長ら6氏も発起人を務めた。
小口氏は昭和17年東京生まれ。立教大学を卒業後、四季彩一力に嫁ぎ、夫の光一氏の没後、昭和61年に社長に就任。地元の観光振興に尽力するかたわら、福島県教育委員会委員長を務めるなど、県の教育行政にも功績を残し、今回の受章となった。
会では発起人代表の菅野氏に続き、郡山市の品川萬里市長、日本旅館協会の佐藤義正常任相談役ら4氏が祝辞。日本旅館協会の針谷了会長が繁栄唱和を行った。
小口氏は「今後も出会いを大切に積み重ね、この栄誉に恥じることのないよう一層精進します」と謝辞を述べた。
小口氏(左端)と発起人代表の菅野氏(左から2番目)ら