
日本ホテル教育センターは、2月19日に実施した2021年度第2回「和食検定」の結果を28日に発表した。第14回初級レベルの受験者数は341人で前年度(第12回、430人)を下回ったが、第22回基本レベルの受験者数は165人と前年度(第20回、127人)を上回った。
初級レベルでは、受験者は今回も学校関係(学生)が多く、全体の約74%を占めている。
認定率は68.6%。中でも、教育機関で学ぶ学生の認定率がここ2年ほどは順調に伸びているという。
基本レベルの認定率は32.7%。21回までの累計での平均認定率38.5%を下回った。
和食検定は、日本の食文化を正しく理解し、正しく伝えるための基礎知識の普及と、和の食文化を継承し発信していくために必要な専門知識と実務知識の理解度を測るための筆記試験。和のおもてなしのさらなるレベルアップに役立つ。
初級レベル、基本レベルのほか、実務レベルを加え、三つのレベルの検定がある。実施時期は毎年2月と10月。