和歌山県・白浜町・三菱地所、「ワーケーション」で協定 

  • 2018年8月28日

協定書に調印した(写真左から)仁坂知事、三菱地所の吉田淳一執行役社長、井澗町長

 和歌山県、白浜町(同県)、三菱地所は8日、和歌山県におけるワーケーションの推進を目的とした進出協定書の調印式、事業説明会を東京都内で実施した。

 ワーケーションは「ワーク」「バケーション」を組み合わせた造語で、リモートワークを活用し、リゾート地などの環境で、休暇や研修を兼ね、短中期的に滞在して仕事を行う取り組みを指す。

 三菱地所は今回の協定を受けて、白浜町所有の白浜町第2ITビジネスオフィスを使用し、テナント企業向けのワーケーションオフィスを運営する。同施設は、南紀白浜空港から車で約3分、南紀白浜ICから車で約10分の好立地だ。

 和歌山県の仁坂吉伸知事は「和歌山県には南紀白浜空港があり、東京とのアクセスが良好。自然豊かなリゾート地である白浜町は、ワーケーションの適地だ。白浜町でワーケーションが普及し、サテライトオフィスの設置が一層進むことを期待している」と述べた。

 白浜町の井澗誠町長は「ワーケーションの推進は国が進める地方創生や働き方改革への大きな流れであり、重要な施策の一つ。今回の進出がきっかけとなり、多くの事業が生まれ、地域が活性化することを願っている。町としても、和歌山県や事業者と連携しながら、ワーケーションの推進に積極的に取り組んでいきたい」と力を込めた。

 和歌山県の観光客動態調査によると、2017年の観光入込客数は年間約3500万人。白浜町を含む紀伊半島には世界遺産(高野山、熊野古道)などの観光資源がある。ロンリープラネット社発行「ベスト イン トラベル2018」の地域部門では、紀伊半島が世界第5位になるなど注目が集まっている。

 白浜町は、空港、オフィス、ホテル、繁華街、ビーチ、観光スポットがコンパクトに集積しており、南紀白浜空港は羽田空港から1時間10分でアクセスが可能。また、19年には南紀白浜空港の民営化が予定され、運用の活性化が期待されている。

【小林大樹】


協定書に調印した(写真左から)仁坂知事、三菱地所の吉田淳一執行役社長、井澗町長

関連する記事

新潟開港150周年記念事業実行委員会は、期間限定航路「粟島~新潟航路」無料乗船券プレゼントを実施する。 期間限定航路「粟島~新潟航路」の運航が5月25日(土)から始まりま…

続きを読む

ハウステンボスは4月23日開いた取締役会で、坂口克彦最高人事責任者(CHO)の社長就任を内定した。5月21日開催予定の臨時株主総会とその後の取締役会で正式決定する。 澤田秀…

続きを読む

静岡県焼津市とJTBグループで旅行・ライフスタイル情報を提供するJTBパブリッシングは7日から、JTBパブリッシングが運営する東京・赤坂の直営リアル店舗メディアedito…

続きを読む

新聞ご購読のお申込み  ベストセレクション

メルマガ申し込み

注目のコンテンツ

第32回「にっぽんの温泉100選」発表!(2018年12月15日号発表)

  • 1位草津、2位別府八湯、3位下呂

2018年度「5つ星の宿」発表!(2018年12月15日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?

第32回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2019年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「泉質」「見所・体験の充実」「郷土の食文化」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

18年度「部門別・旅館ホテル100選」(2019年1月12日号発表)

  • 「料理」「サービス」「風呂」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら
Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On InstagramVisit Us On Youtube