NHK朝の連続テレビ小説「エール」のモデルとなった作曲家・古関裕而さんの資料を展示する「古関裕而まちなか青春館」が6月20日、出身地である福島市内にオープンした。
生家の呉服店「喜多三」に掲げられていた木製看板や、古関さんが手掛けた校歌・応援歌を紹介するパネルのほか、1938年に福島市で撮影した家族の日常風景の8ミリフィルム映像など、古関さんが生きてきた時代の福島を知ることができる貴重な資料も展示されている。古関ファンの関心を集めそうだ。
青春館は福島商工会議所や地元商店街などでつくる実行委員会の主催。当初、4月に開館する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。
11月30日まで開館。入場料無料。