
小谷野会長
旅行業公正取引協議会は6月26日、第40回通常総会を東京都千代田区のKKRホテル東京で開催した。小谷野悦光会長(日本旅行代表取締役社長)は、2024年度の事業について「お客さまに信頼される旅行広告に取り組んでいる証となる協議会マークのPR活動をさまざまな機会を捉えて行っていく」と述べた。
さらに小谷野会長は冒頭のあいさつで「当協議会は来年の1月には設立40周年を迎える。1月以降、周年記念事業として一般消費者に対してさらなるPR活動を展開したい」「引き続き公正競争規約の適正運用と周知徹底を目指して事業を進めていきたい」などと語った。
来賓として消費者庁表示対策課長の高居良平氏が祝辞。昨年10月から始まったステルスマーケティングの規制について触れ、「ステルスマーケティングがまだどういうものか分かりにくいという声があるので、協議会を通じて、あるいは直接、質問があれば問い合わせをしてほしい」と要望した。
議事では23年度事業報告・収支決算承認、24年度事業計画・収支予算などを審議し、承認。24年度事業計画として「公正競争規約の周知徹底」や「公正競争規約の見直し」「広報活動の強化」「設立40周年記念に関するイベントの検討」などを行うことが決まった。
小谷野会長