関東地区公立中学校修学旅行委員会(事務局=全国修学旅行研究協会)は14日、JR東京駅で北陸方面への修学旅行列車出発式を行った。同方面への修学旅行の計画輸送は今年が初めて。
セレモニーで全国修学旅行研究協会の岩瀨正司理事長は「お金では買えないお土産をたくさん持ち帰ってほしい」とあいさつ。生徒を代表して千葉市立大宮中学校の齊藤空君が「待ちに待った修学旅行。たくさんの思い出を作り、最高の修学旅行にしたい」と述べた。
セレモニーには北陸各県の観光関係者らも出席。福井県東京事務所の渡辺利章副所長は「県には恐竜博物館や永平寺での禅体験など、修学旅行に適したプログラムがある。体力、知力日本一とのデータもあり、その秘密を探ることもできる」と修学旅行の目的地としての魅力を述べた。
生徒代表が列車を運転するJR東日本の関係者に花束を贈呈