日本政府観光局(JNTO)の川﨑悦子MICEプロモーション部長が、北米の有力なMICE業界専門誌が発表する「ミーティング産業で最も影響力のある25人 2018」の1人に選ばれた。日本人の選出は初めて。
JNTOによると、米国ニュージャージー州の出版社が発行する「サクセスフル ミーティングス」が毎年発表する企画で、ミーティング産業の発展や地位の向上に寄与したリーダーシップのある人材が選ばれる。
川﨑部長は1992年に国際観光振興会(現日本政府観光局)入り。2009年にコンベンション誘致部。通算14年間、MICE誘致に携わり、JNTO初の女性の部長として16年4月にコンベンション誘致部長に就いた。多くの大型国際会議の誘致に貢献したほか、日本のMICE産業の国際化、国際団体との連携、人材育成の機会創出などに尽力してきた。
選出について川﨑部長は「現在、展開している日本のMICEブランディングが国内外の皆さまに浸透するよう一層努め、MICE産業の発展に寄与するようさらに尽力していきたい」とのコメントを出した。