国土交通省北海道運輸局は6〜10日、2015年の北海道新幹線新青森〜新函館(仮称)間の開業などを見据え、台湾、韓国、香港から旅行会社やメディアを招き、青森、函館の食と観光の魅力を紹介した。青函エリアへの個人旅行者の誘致につなげたい考えだ。
参加したのは、台湾、韓国、香港の旅行会社の担当者や旅行雑誌の記者など5社6人。国のビジット・ジャパン地方連携事業を活用して招請した。
食の魅力としては、函館の代表的な食材であるイカ、青森・大間のマグロなどを紹介。新鮮な食材を現地で味わってもらったほか、漁業関係者への取材機会も設けた。また、函館西部地区で7日に開催された飲食イベント「バル街」にも案内した。
観光地では大沼公園や五稜郭、函館の夜景に加え、新幹線整備に伴い開業する新函館駅の予定地周辺にあるスポットとして、これまであまり紹介されてこなかった北海道北斗市のきじひき高原などをPRした。