北海道観光振興機構の中学教育旅行誘致、東北と相互送客拡大へ

  • 2018年9月8日

北海道と東北の教育旅行の相互送客を啓発するポスター

 北海道観光振興機構は、北海道道新幹線の開業で移動時間が短縮された東北地方との中学校教育旅行の相互送客の拡大に向け、これから旅行先が決まる2020年度の教育旅行をターゲットにして積極的な取り組みを進めている。

 7月に東北との相互送客を啓発するポスターを作成。北海道と東北の自然景観や観光名所を掲載し、「新幹線で行く教育旅行―見る・知る・学ぶ―北海道(東北)」の文字を白抜きで配したデザイン。東北・北海道新幹線沿線の自治体や観光協会、JR駅などでの掲出を始めた。

 7月下旬には、仙台、山形、盛岡、郡山(福島県)の東北各地で旅行会社や学校関係者を対象とした説明会を開催。8月上旬には、東北の関係者を新幹線で招き、函館や道南各地を視察する研修会を実施した。8月末から9月にかけては、北海道観光振興機構の担当者が東北各地の学校を訪問する活動も行う。

 また、東北観光推進機構と連携し、相互送客に向けた意見交換会を実施する。道内での説明会やPR活動にも協力する。

 2016年3月の北海道新幹線開業で、函館と仙台は最速2時間半、盛岡とは1時間50分に移動時間が短縮された。しかし、全国修学旅行研究協会の調査によると、北海道の中学校の約40%が東北を旅行先としているのに対し、東北から北海道への旅行は1%程度にとどまっている。
 北海道観光振興機構では、「道新幹線による時間短縮効果や道内の受け入れ態勢をしっかり説明し、相互送客の拡大につなげたい」として、東北各地への働き掛けを強化している。


北海道と東北の教育旅行の相互送客を啓発するポスター

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