北海道観光振興機構は、道内各地の宿泊や観光施設などの感染防止対策の取り組みを紹介するウェブサイト「新型コロナウイルス感染症対策施設紹介サイト」を立ち上げ、11月末から運用を始めた。
第1次分として、11月までに申し込みのあった旅館・ホテルなどの宿泊施設216件と温泉、観光、体験施設などの計693件を掲載。
各施設では、道が推奨する3密の防止、手指の消毒、マスク着用などの新北海道スタイルや各業界のガイドラインをもとに、徹底した感染防止対策に努めている。
同機構では、これら各施設の取り組みを専用のサイトを設けて広く内外に発信することで、北海道の安全安心な旅をアピールし、北海道への旅行需要を促進したいと力を入れている。
紹介サイトでは、道内を12エリアに分け、各施設を旅館・ホテル、観光施設、温泉施設、体験施設などのカテゴリーに分類して掲載。
各施設の写真欄からウイルス対策のページを開くと、各施設の感染防止対策を確認することができる。スタッフの対応やお客さまへのお願い、消毒、換気、密集対策、食事の場や浴場の対応など、各施設の具体的な取り組みが掲載されている。
同機構では、8月末から掲載申し込みの受け付けを始め、11月までに申し込みあった施設について、取り組みの内容を確認し、第1次分として掲載した。
掲載は無料で、引き続き、施設からの申し込みを受け付け、追加や内容の更新を行う。12月末から英語版の掲載も始める。
紹介サイトは、観光振興機構のホームページやhttps://safe-travel.visit-hokkaido.jp/から。