日本政府観光局(JNTO)が17日に発表した出国日本人数の2019年の年間推計値は、前年比5.9%増の2008万1千人で、初めて2千万人を超えて過去最高を記録した。
年間のこれまでの最高値は、18年に記録した1895万4千人。19年は、ゴールデンウイークが10連休となった4月に前年同月比22.8%増の伸び率を記録した。11月を除く全ての月で前年同月の実績を上回った。
17年3月に閣議決定した観光立国推進基本計画には、20年までに日本人海外旅行者数を2千万人にする目標が掲げられており、1年前倒しでの目標達成となった。