〝サメ肌ボディー〟で 空気抵抗、CO2削減…
貨物機へ先行 来年4月旅客機に
全日本空輸はリブレット加工フィルムを施した機体を導入、2日から貨物機の就航を開始した。貨物機に導入するのはルフトハンザカーゴ、エバー航空に次いで3社目で、アジアでの運航は初めて。空気抵抗を減らし、運航中に排出される二酸化炭素(CO2)排出量、燃料消費量を削減できる。来年4月には旅客機の運航を予定。貨物と旅客双方への導入は世界初となる。
フィルムはサメの肌を模倣し、50マイクロ㍍の微細加工を施したもので「AeroSHARK」と呼ばれる。水の抵抗を減らせるサメの遊泳からヒントを得てルフトハンザ テクニック社とBASF社が共同開発した。【記事提供:交通新聞】
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