全日本シティホテル連盟(JCHA、清水嗣能会長)が8日に発表した会員ホテルの8月の全国平均客室利用率は32.7%で、前年同月比52.7ポイント減となった。Go Toキャンペーンを利用したファミリーやビジネス客の伸びはあったが、各地のイベントが中止となるなど、予約全体が少ない状態が続いた。調査は240会員ホテルのうち120軒から回答を得た。
地域別での利用率が高かった地域、また、前年同月比で利用率が上がった地域は、それぞれ全てが悪く、該当はない。
利用率が低かった地域は、18.1%の中国、24.7%の九州、27.8%の四国など。
前年同月比で利用率が下がったのは、57.3ポイント減の中国、56.7ポイント減の関東、56.2ポイント減の近畿など。