20年度、コロナ支援事業
全日本シティホテル連盟(JCHA、正会員240ホテル)は、新型コロナウイルス感染症リスク管理の観点から、6月15日に開催を予定していた2020年度通常総会を書面総会で実施。新型コロナの影響で逼迫(ひっぱく)状態にある会員の経営を支援するため、20年度の正会員会費を全額免除することなどが承認された。
準会員会費は従前どおりの1万円。賛助会員会費は10万円を半額の5万円とした。
清水嗣能会長は、会員に向けてメッセージを発信し、「国においては『Go Toキャンペーン』が予定され、一挙に観光ブームが到来すると予測しているコンサルタントもいる。それまで雇用調整助成金など、あらゆる支援策を活用し、この難局を乗り越えていこう」と激励した。
また今回の書面総会では、来年11月に創立50周年を迎えるのを機に、将来を見据え、連盟の「MVV」(ミッション、ビジョン、バリュー)を策定したことを報告。ミッションを「時代のニーズを捉え、革新性をもって、会員ホテルの価値向上を支援すると共に、観光立国の実現と地域の発展に寄与する」としている。