福岡県旅館ホテル生活衛生同業組合理事長で全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)次期会長予定者の井上善博氏は、16日に行われた衆議院予算委員会の公聴会で公述人として意見陳述した。井上氏はコロナ禍で打撃を受ける宿泊産業に対してのきめの細かい金融支援、収益力の下支えを求めた。
井上氏は全国旅行支援や水際措置の緩和で国内の旅行需要が回復しているものの、「各都道府県、地域を細かく見ると濃淡があり、当面の資金繰りに苦難するわれわれの仲間がいるのも事実」と指摘。「支援が行き渡るようなきめの細かい金融支援をお願いしたい」と述べた。
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