
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)の女性経営者の会(JKK、松﨑久美子会長)はこのほど、三重県鳥羽市と志摩市で定例会議を開いた。人材育成と料理をテーマに、2氏の講演を聞いた。
日本ラグビーフットボール協会のリソースコーチで、企業内人材育成研修を手掛ける「Work Life Brand」代表の二ノ丸友幸氏が「強い組織に不可欠なものとは」と題して講演=写真。「主体的な行動ができる人材が育つ環境をつくることが重要」と説いた。
2017年に農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」ブロンズ賞を女性で初めて受賞した志摩観光ホテル総料理長の樋口宏江氏は「持続可能性 日本の食材、フランス料理技法との融合」と題して講演。食文化の継承へ、食材など資源の持続可能性を料理人、生産者ともに考えていかねばならないと述べた。