全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部(山口敦史部長=山形県・ほほえみの宿滝の湯)は12日、東京の全国旅館会館で「第2回旅館甲子園」のファイナリスト説明会を開いた。来年2月18日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる同イベントの運営方法を、イベントに出演する旅館・ホテル5軒に説明。出演順を決める抽選会も行った。
旅館甲子園は、青年部に所属する旅館・ホテルの経営者と従業員が、自身の宿や旅館・ホテル業で働くことの魅力、仕事にかける思いを自由な形でプレゼンテーションするイベント。昨年2月に初開催され、今回で2回目となる。
すでに2回にわたる審査が行われ、当日出演するファイナリスト5軒が決定している。この中から旅館、観光関係者の審査員10人と、当日観覧する青年部関係者による投票で最高賞の「日本一」が決まる。
当日のスケジュールは、午前11時30分受け付け開始、正午開場、午後1時開演。オープニングに続き、5軒の旅館・ホテルが各20分の持ち時間でプレゼンテーションする。
説明会ではプレゼンテーションを行う順番を決める抽選も行った。出演順は(1)山景の宿流辿(宮城県)(2)土佐御苑(高知県)(3)ホテル松本楼(群馬県)(4)峡谷の湯宿大歩危峡まんなか(徳島県)(5)春蘭の宿さかえや(長野県)。
イベント当日は、同会場で「国際ホテル・レストランショー」も開催。イベントには旅館・ホテル関係者およそ1千人の来場が見込まれている。
抽選を終えたファイナリスト5軒の代表。扇子に書かれているのは当日の出演順の数字