全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部(星永重部長)は4月21日、日本学生観光連盟(学観連)とサポーター契約調印式をオンラインで行った。恒例となったインターンシップ事業「若旦那・若女将密着体験プロジェクト」を継続して行うなど、学観連の活動をサポートする。
インターンシップをはじめ、両者の共同事業は2008年から続けている。星部長は「われわれは新しい雇用形態を考えている。さまざまなアイデアを(学生の)皆さまからいただき、よりよい雇用、皆さまにとってはよりよい就職が促進されるよう、環境を整えたい」とあいさつ。
学観連の猪俣敏斗代表(明海大学3年)は「今年度もコロナとどう向き合うかがポイントになる。対策を考えつつ、プロジェクトに取り組みたい」と述べた。
インターンシップ事業は、昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で行われなかったが、今年3月に旅館経営者と学生が交流するイベントをオンラインで実施。「将来の選択について、視野が広がるいい機会になった」(猪俣代表)。
今年度は例年夏季に行っていたインターンシップ事業について「常時、われわれの旅館・ホテルでできないかを考えている」(星部長)という。
猪俣代表