全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部は4月19日、東京の全国旅館会館で日本学生観光連盟(学観連)の活動に協力する協定の調印式を行った。毎年恒例となった学生のインターンシップ(就業体験)事業を引き続き行うなど、学観連の取り組みを全面的にサポートする。
調印式で青年部の鈴木治彦部長は「10年前、青年部の『宿の地位向上委員長』を務めた時、何か新しいことをと考えたのが学観連との連携事業だった。業界の明るい未来を築くため、(学生と)共に取り組みたい」とあいさつ。
学観連の扇谷舞代表(桜美林大学3年生)は「若い人たちが旅館の魅力を感じ、旅館で働きたいと思えるような活動にしたい」と述べた。
インターンシップ事業「若旦那・若女将密着体験プロジェクト」はこれまで8年間継続している。今年度は8月下旬、長野県湯田中・渋温泉で約40人の学生が参加して行う予定。
協定書を手にする青年部の鈴木部長(右)と学観連の扇谷代表