近代化遺産の全国ネットワーク組織、全国近代化遺産活用連絡協議会(全近、会長・多々見良三舞鶴市長)は14~17日、近代化遺産の楽しみ方や魅力を伝えるプロモーションイベント「近代化遺産フォーラム」を東京・丸の内で開催した。昨年に続き2回目。
会場では、三重県桑名市にある国指定重要文化財「旧諸戸家住宅」(現六華苑)で特別な来客のもてなしに使用されていた「丸テーブル」と、洋館のサイドランプとして使用されていたと思われるガラス製の照明カバー「ガラスグローブ」を東京で初公開した=写真。
秋田県の地方鉄道、旧小坂鉄道が観光客向けに発行したとみられる昭和初期のパンフレットなども展示され、興味深そうに眺める人の姿もみられた。
また、水道施設や鉄道、鉱山など、近代化遺産にまつわるテーマについて、専門家やマニアによるトークイベントも行われた。