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観光庁がこのほど発表した宿泊旅行統計調査の結果、宿泊施設の今年5月の客室稼働率(第2次速報値)は、前年同月比0.8ポイント増の60.7%となった。26道府県が前年同月の数値を上回った。
都道府県別の客室稼働率の上位5位は、(1)大阪府(増減なしの78.5%)(2)東京都(0.3ポイント減の77.9%)(3)千葉県(4.0ポイント増の70.8%)(4)広島県(2.7ポイント増の69.8%)(5)神奈川県(4.3ポイント増の69.7%)。
1位の大阪府は、リゾートホテルが87.2%、シティホテルが86.7%、ビジネスホテルが77.4%。簡易宿所は60.7%で、旅館の45.7%(従業者数10人以上の旅館は57.0%)を上回った。
2位の東京都は、シティホテルが83.4%、ビジネスホテルが82.3%、リゾートホテルが62.8%、旅館が53.2%(旅館のうち従業者数10人以上は75.2%)、簡易宿所は46.0%だった。
都道府県別に見た旅館の客室稼働率の上位は、(1)鹿児島県54.2%(2)東京都53.2%(3)香川県52.6%(4)長崎県52.1%(5)愛媛県50.5%(6)熊本県47.9%(7)北海道46.8%(8)広島県、佐賀県、大分県(同率)45.9%―などだった。
施設タイプ別の全国平均は、シティホテルが1.8ポイント増の80.2%、ビジネスホテルが0.3ポイント増の74.1%、リゾートホテルが1.4ポイント増の57.0%、旅館が1.6ポイント増の39.6%(旅館のうち従業者数10人以上は55.2%)、簡易宿所が0.5ポイント減の28.0%。