全国企業の景気DI、3ヵ月連続で悪化 旅館・ホテルも減に

  • 2020年1月30日

 帝国データバンクはこのほど、全国企業対象の景気動向調査の昨年12月分を公表した。同月の景気DI(0~100、50が判断の分かれ目)は前月比1.1ポイント減の42.5と、3カ月連続で悪化した。「国内景気は一部で好材料もあるものの、後退局面に入っているとみられる」(同社)。業種別では旅館・ホテルが同2.9ポイント減の39.1と、2カ月ぶりに悪化した。

 10の業界別では9業界が悪化。「その他」のみが好転した。

 サービスは1.6ポイント減の48.8と、3カ月連続で悪化。サービスの15業種のうち、旅館・ホテル、娯楽サービスなど13業種が悪化。飲食店(1.3ポイント増の40.7)、教育サービス(5.3ポイント増の43.1)が好転した。

 運輸・倉庫は2.5ポイント減の42.6と、2カ月ぶりに悪化。小売は0.3ポイント減の35.8と3カ月連続で悪化した。

 10の地域別では、9地域が悪化。北関東が横ばいで、好転の地域はなかった。都道府県別では36都道府県で悪化した。
 規模別では、大企業(1.3ポイント減の45.7)、中小企業(1.1ポイント減の41.7)、小規模企業(1.4ポイント減の42.1)が3カ月連続でそろって悪化した。

 景況感に関する企業の主な声は次の通り。

 「大阪は韓国からの訪日客減少の影響が大きい」(現在、悪い、旅館)。

 「当地域では寒さに向かう時期に入り込み観光客数が減る傾向にあり、売り上げが厳しい」(現在、悪い、野菜作農)。

 「万博を目指しての再開発絡みなのか、好景気の実感がある」(現在、良い、菓子小売)。

 「通信5G(第5世代移動通信システム)関連工事や、五輪に向けて4K・8K普及対応の受注が拡大」(現在、良い、有線TV設置工事)。

 「東京五輪を迎え、また外国人需要も増加傾向で推移するとみている」(先行き、良い、一般貸切旅客自動車運送)。

 「台風19号の被害からの復興工事需要が当面続くことから、土木を中心に繁忙が続くものと予想」(先行き、良い、一般土木建築工事)。

 「五輪期間中は旅行、出張などが減少すると見込まれる」(先行き、悪い、国内旅行)。

 「想定以上にキャッシュレス化が進んできているため、現金を持ち歩く人が少なくなり、売り上げの減少につながるのではないかとみている」(先行き、悪い、遊戯場)。

 
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