全国修学旅行研究協会(全修協、中西朗理事長)はこのほど、第10回修学旅行ホームページコンクールの受賞校を発表した。大賞の文部科学大臣奨励賞は愛知県幡豆郡一色町立一色中学校が受賞。このほか部門別優秀賞で3校、入選で4校の受賞が決まった。なお、表彰式は17日に東京の九段会館で開催予定だったが、11日の東日本大震災で会場が損壊するなどして中止となった。
コンクールは全国の小、中、高等学校を対象に、修学旅行にかかわるホームページ作品を募集。旅行中や事前、事後の学習内容、ホームページの構成、活用の工夫などを審査して表彰するもの。昨年9月1日から12月28日まで募集したところ、全国から312校がエントリー。近畿日本ツーリストの吉川勝久社長、観光経済新聞社の江口恒明社長ら旅行、教育関係者で組織する審査委員の採点で受賞校を決めた。
大賞の一色中学校は、東京方面へ2泊3日の修学旅行を実施。総合的な学習の一環で、様々な事業所を訪ねる班別行動を行った。訪問先は省庁、企業、マスコミ、病院、スポーツ関係など72カ所。「自己の将来を考える上で役立つ体験活動」とした。
審査員からは「色々な事業所をまわる独特の班別活動はユニークな取り組み」「個人としての学びと集団としての学びの両方をていねいにまとめてある」「来年修学旅行に行く学年への活動があるところも優れている」など、学習内容、ホームページの構成とも高い評価を受けた。
例年開催していた表彰式は東日本大震災の影響で中止。賞状は同協会から各校に届けられた。
中西理事長は「今回のコンクールは、第10回という記念すべき年で、子どもの学びを大切にした修学旅行の展開が目立った。また、先生方の意気込みや子ども自らが学びを立ち上げる姿を深く感じ取ることができた」とコメントしている。
優秀作品は同協会のホームページ「修学旅行ドットコム」で紹介されている。
受賞校は次の通り。
文部科学大臣奨励賞(大賞)=一色町立一色中学校(愛知県)▽優秀賞・小学校部門=河南町立白木小学校(大阪府)▽同・中学校部門=栃木市立都賀中学校(栃木県)▽同・高等学校部門=新渡戸文化高等学校(東京都)▽入選=小平市立小平第六小学校(東京都)▽同=益田市立吉田小学校(島根県)▽同=大東市立住道中学校(大阪府)▽同=帯広北高等学校(北海道)