全てが「超下降」に 法人企業景気予測調査4~6月期


 内閣府と財務省はこのほど、法人企業景気予測調査の4~6月期分を公表した。同期の自社の景況判断BSIは、大企業、中堅企業、中小企業ともに「下降超」となった。大企業は今年10~12月期に上昇超に転じ、中堅企業と中小企業は下降超で推移する見通し。

 景況判断BSIは、自社の景況が前の四半期と比べて上昇と回答した企業割合から下降と回答した企業割合を引いた値。

 4~6月期は、大企業が前期比37.5ポイント減のマイナス47.6、中堅企業が同41.0ポイント減のマイナス54.1、中小企業が同35.8ポイント減のマイナス61.1と、いずれも下降超。

 7~9月期の見通しは、大企業が今期比41.0ポイント増のマイナス6.6、中堅企業が同36.8ポイント増のマイナス17.3、中小企業が同33.9ポイント増のマイナス27.2と、いずれも下降超にとどまる見通し。

 10~12月期は、大企業が2.3で上昇超に転じ、中堅企業がマイナス2.3、中小企業がマイナス12.2と、いずれも下降超にとどまる見通し。

 今年度における設備投資のスタンスを見ると、大企業、中堅企業、中小企業のいずれも「維持更新」が1位。大企業の2位が「省力化合理化」、3位が「生産(販売)能力の拡大」。中堅企業の2位が「省力化合理化」、3位が「製(商)品・サービスの質的向上」。中小企業の2位が「生産(販売)能力の拡大」、3位が「製(商)品・サービスの質的向上」。

 今年度における資金調達方法を見ると、大企業の1位が「民間金融機関」、2位が「内部資金」、3位が「リース」。中堅企業の1位が「内部資金」、2位が「民間金融機関」、3位が「公的機関」。中小企業の1位が「民間金融機関」、2位が「内部資金」、3位が「公的機関」。

 
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