内閣府と財務省はこのほど、法人企業景気予測調査の4~6月期分を公表した。同期の自社の景況判断BSIは、大企業、中堅企業、中小企業ともに「下降超」となった。来期は大企業と中堅企業が上昇超に転じる見通し。
景況判断BSIは、自社の景況が前の四半期と比べて上昇と回答した企業割合から下降と回答した企業割合を引いた値。
4~6月期は、大企業が前期比2.0ポイント減のマイナス3.7、中堅企業が同1.5ポイント減のマイナス5.3、中小企業が同3.3ポイント減のマイナス15.0と、全てが下降超となった。
7~9月期は、大企業が今期比10.4ポイント増の6.7、中堅企業が同10.9ポイント増の5.6、中小企業が同9.8ポイント増のマイナス5.2と、中小企業のみ下降超にとどまる見通し。