
阪急交通社はこのほど、SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向け、新たな旅行商品「サステナブルな海外旅行」を発売した。今回は東京、大阪発着の計5コースを企画した。
企画はスイスやフィンランド、ドイツ、オーストリアに加えて、カナダのオンタリオ州と米国ハワイ州観光局の協力を得て実現した。
「SDGsの達成度が高い国を中心に旅先として選び、CO2排出の少ない環境に配慮した交通機関や、環境認証されたホテルやレストランを利用するほか、地産地消の食事を提供する」という。
例えば、スイス政府観光局との共同企画「絶景山岳ホテル『ホテルベルビューデザルプ』に泊まる3つの名峰と6つの絶景列車を巡るスイス10日間」は、(1)都市間移動は全て列車を利用し、CO2排出を軽減(2)地球温暖化の影響で後退を続ける氷河を視察―などがポイントとなっている。