「よい仕事おこしネットワーク」は10月16日、東京・羽田の同ネットワークの拠点「よい仕事おこしプラザ」で愛知県蒲郡市の特産品「つま菊」を使ったクラフトビール「つま菊ラガー」の仕込み式を行った。全国各地の名産品とコラボしたクラフトビールは今回で20作目。
つま菊は刺し身などの料理に添えられることが多い小型の菊。愛知県が全国一の出荷量を誇り、特に蒲郡など東三河地域で全国の90%を生産している。
仕込み式には蒲郡市の鈴木寿明市長=写真中央、蒲郡信用金庫の竹田知史理事長、城南信用金庫の川本恭治理事長らが出席。
鈴木市長は「普段は脇役として料理を引き立てるつま菊が、今回主役としてクラフトビールの原料になる。つま菊の良さであるほのかな香りや苦みがさらに引き出されることを期待している。市としてもつま菊ラガーを地域の特産品として積極的にPRし、地域振興、産業振興の起爆剤としたい」とあいさつ。
城南信用金庫の川本理事長は「11月21、22日に行う『よい仕事おこしフェア』(自治体、中小企業などの商談会)で披露を予定している。蒲郡の魅力を1人でも多くの人に知ってもらいたい」と述べた。
よい仕事おこしネットワークは、地域活性化に向けて全国各地の特産品を使ったさまざまな商品を開発している。