
みちのりホールディングス(東京都千代田区)は7日、債務超過に陥っている佐渡汽船(新潟県佐渡市)との間で出資契約を締結したと発表した。佐渡汽船はみちのりHDの傘下に入り、再建を目指すことになる。
今後、佐渡汽船の株主総会で議案等が決議されれば、3月31日にもみちのりHDが当該株式に係る増資を引き受けることによる支援を実行する。
佐渡汽船は新潟―佐渡(両津)、上越(直江津)―佐渡(小木)間にカーフェリーやジェットフォイルを運航。「島内人口や観光客の減少など、事業環境が厳しさを増す中、新型コロナウイルスによる人流の大幅な低下により、経営支援が必要な状況に陥ったと理解している」とみちのりHD。
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