伊豆観光圏整備推進協議会が発足、静岡県で2番目の認定目指す


 静岡県の2市3町と観光関連団体が連携して13日、「伊豆観光圏整備推進協議会」を設立した。国内外の観光客が2泊3日以上の滞在型観光を楽しめる仕組みを整える。県内で浜名湖観光圏に続く、2番目の観光圏の認定を目指す。

 協議会構成メンバーは、伊豆東海岸を構成する伊東市、東伊東市、河津市、下田市、南伊豆町の5市町のほか、静岡県、各市町の観光協会、商工会、ホテル旅館組合、鉄道、旅行など民間事業者ら計42団体。代表と事務局は下田商工会議所が務める。

 観光圏では、「海から山へ、そして温泉〜海洋温泉ストーリー伊豆」をテーマに、宿泊の魅力向上やイベントの開発を行うほか、商品企画の開発促進、体験交流学習事業や人材の育成、交通の利便性の向上、共通情報の提供などに取り組む。

 今後は観光圏整備計画、実施計画を策定。2月初旬または中旬に2回目の総会を開催、2月19日に国に認定申請を行う予定だ。「認定の可否は4月に分かる」という。

 
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