仙台国際空港は2024年4月2日、消防車の入替えに伴い、ローゼンバウアー インターナショナル社(オーストリア、日本国内総代理店 帝国繊維)製の高性能空港用化学消防車「PANTHER(パンター)」を導入すると発表した。
現在は4月中旬からの配備に向け慣熟訓練を進めており、来春にはもう1台同型車両へ入替えを行う予定です。
また今回配備する車両は、ローゼンバウアー インターナショナル社が日本国内へパンターシリーズを納入する200台目の車両であり、それを記念するステッカーが貼付されています。
近年発生する事故・災害の多様化や激甚化に備え、仙台空港はこれからも更なる安全で快適な空港運営に努め、お客さまに安心してご利用いただけるよう邁進してまいります。
< 参考:空港用化学消防車について >
航空事故が発生した際、いち早く現場に到着し消火活動を実施する消防車両。甚大な航空機火災に対応するため、車両には大量の水と消火剤などを積載し、一気に大量の水を放出することができるメインタレット等を装備しているのが特徴。仙台空港には今回導入する「パンター」を含め、3台の消防車両を配備しています。