
東伊豆町の一行(右から2人目が岩井町長)
稲取、熱川、北川などの温泉地を抱える静岡県東伊豆町の岩井茂樹町長ら一行が7月19日、東京の観光経済新聞社を訪問。この秋に行われるイベントをPRした。
9月24日、熱川海岸で行われる「石曳(び)き道灌(どうかん)まつり」は、江戸城築城の際に伊豆から切り出された大石を運んだ「御石曳き」を再現したもの。重さ12トンもの巨石を250人の引き手が力を合わせて動かす。
9月30日、稲取温泉街で行われる「どんつく祭」は、ご神体をみこしに乗せて街中を練り歩く子孫繁栄を祈る奇祭。担ぎ手不足などから2018年を最後にいったん幕を閉じたが、今回、5年ぶりに復活する。
2次交通の整備に向けて、住民が運転する自家用車に同乗する交通システム「ノッカル」を来年2月、富山県朝日町に次いで国内2番目に導入する。
温泉街の玄関口、伊豆急行の伊豆稲取駅はこの9月、町の補助を受けてのリノベーションに着手。「集客に向けた町の魅力づくりを事業者頼りではなく、行政もしっかりと取り組みたい」と岩井町長。
東伊豆町の一行(右から2人目が岩井町長)