韓国・忠清南道は5月25日、今秋開催する「大百済典」を日本の旅行業者らに紹介するイベント「百済文化 日韓交流典」を東京のホテルメトロポリタンで開いた。
大百済典は、かつて存在した古代国家、百済の文化を広くアピールする催し。1955年から毎年行われ、今年は9月23日から10月10日まで、百済の都があった忠清南道の公州市、扶余郡で開催。古代文化をほうふつさせるさまざまなアトラクションや展示が行われる。
忠清南道の金泰欽知事は「百済と日本は1600年の交流の歴史がある。文化と観光は政治や外交ができないことをやり遂げてきた。大百済典を韓国と日本、両国が友情をさらに深める場にしたい」とあいさつ。
来賓を代表して全国旅行業協会の駒井輝男副会長は、イベントの成功と、両国のさらなる交流の進展を願うあいさつをした。
主催者、来賓らが記念撮影