
スキマバイトサービス「タイミー」を提供するタイミー(東京都港区)は、京都府内の宿泊業の人手不足解消を目指し、京都観光アカデミー(事務局・京都府観光連盟)と連携し、同府内の宿泊事業者を対象としたセミナーを、リアル、オンラインのハイブリッド形式で今月25日に開催する。
慢性的な人手不足が続く宿泊業界だが、同社によると、今年7月には「タイミー」上で掲載されているホテルの募集人数が過去最高を記録するなど、宿泊業界でスキマバイトの利用が拡大しているという。京都府内でも、ホテルをはじめとする宿泊事業者のスキマバイトの活用が拡大し、今年7月の京都府内のホテルのスキマバイト募集人数は前年同月比約9.0倍となった。
同府内での人手不足の現況を受け、同社は京都観光アカデミーと連携し、今回の宿泊事業者向けセミナー開催へと至った。同セミナーでは「業務の切り出しによる人材確保」をテーマに、宿泊業においてスキマバイトを活用する際に調理部門や清掃部門などで実践されている細かな業務の切り出し方やそれによる業務効率化、そして就業環境の改善について事例を交えて紹介する。
開催場所は京都経済センター(京都市下京区)。開催時間は午後3時から同4時まで。主な対象は、旅館・ホテルなどの宿泊施設、飲食店、土産物店、バス・タクシー事業者、行政関係者等の観光産業従事者で、現地参加の定員は30人。同セミナーの内容はオンラインでも配信され、定員は100人。24日正午まで募集を受け付けている。申し込みはhttps://forms.gle/SXVUa4Wrwb4cFd2Z8。