京都鉄道博物館(京都市下京区)は3月5、6日の2日間、JR嵯峨野線などで運行しているラッピング電車「森の京都QRトレイン~Quality and Relaxing Train~」=写真=を特別展示する。展示場所は博物館敷地内にある梅小路運転区構内で、開館時間中はいつでも見学可能。
電車は昨年3月12日にデビュー。「森の京都」エリア(亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市、京都市右京区京北)の自然、暮らし、食、伝統工芸などの魅力を表現している。
外装は同エリアのコンセプトカラーである茶、黒、金をベースに、エリアを象徴する花、木、鳥をモチーフにした柄を配置している。内装は中吊りポスター、窓上ポスター、つり革などを同エリアの伝統産業や暮らしに着目したデザインや素材で統一している。