東映太秦映画村(京都市右京区)ではウイルス感染防止対策として、来村者がより安心して楽しめるように抗ウイルス、抗菌に効果の高い溶液で施設全体をコーティング。来村者や従業員もウイルスから守る取り組みを行っている。散布エリアは映画村全域約2万平方メートルをはじめ、イベントや体験学習などで着用する着物約1300点にまで及ぶ。さらに感染予防対策として来村者へマスクの着用、入村時の検温、手指の消毒、ソーシャルディスタンスの確保などの協力をアナウンスしている。
映画村には、修学旅行生に向けた体験学習プログラムが豊富。「見る・学ぶ・作る・参加する」をテーマに、京扇子、京うちわの手書き体験や清水焼絵付け体験などがある。
班別研修用には、少人数用のメニューとして、映画村ならではの「変身体験」がある。メイク、かつらを省いて着物の着付けのみの「時代衣装体験」のお手軽プランは、短時間で変身し映画村の江戸の町を散策できる。さらにに今秋からスタートする「映画を学ぼう」では、日本映画のふるさと「太秦」で映画の歴史を学習できる。学生に分かりやすいように漫画イラストを使用した小冊子をベースに、映画研究に勉め卒業した京都大学の大学院生が講義を行う。専門的な意見や質問などにも対応可能。
村内も毎年リニューアルしアトラクションが次々と登場している。最近では、今大人気の謎解きゲームと巨大迷路が合体したアトラクション「謎解き迷路まぼろし砦」や、今秋10月3日には「エヴァンゲリオン京都基地」がグランドオープン。L.C.L.のプールから上半身をのぞかせた高さ15メートルのエヴァンゲリオン初号機が登場。この初号機の「エントリープラグ」と呼ばれるコックピットや手の平に乗ることができるアトラクションは世界初となる。多数のフォトスポットもあり、世界でここでしか撮れない写真が撮影できる。
さらに、年間を通して数々の人気ゲーム・アニメーションとコラボレーションした期間限定の特別イベントも開催している。
パンフレットの郵送、申し込みなど体験学習に関する問い合わせは東映太秦映画村TEL075(864)7716まで。
時代衣装体験
エヴァンゲリオン京都基地©カラー
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