京都府京田辺市は3月31日、日本旅行と「観光振興を通じた地方創生に関する包括連携協定」を締結した。
株式会社日本旅行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小谷野悦光)は、3月30日に京田辺市役所にて、京田辺市・一般社団法人京田辺市観光協会との3者において「観光振興を通じた地方創生に関する包括連携協定」を締結しました。3者それぞれが持つ強みや資源を相互に活用し、連携・協力して観光振興を通じた地方創生に関する取り組みを推進していきます。
京田辺市は、大阪・京都・奈良といった観光大都市の中間点に位置している地理的背景もあり、観光客を誘引する際も、これら観光大都市を結ぶ〝通過点〟となってしまうことが課題となっておりました。また現在は、全国的な新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、同市を訪れる観光客はさらに減少しています。そのような中、一般社団法人京田辺市観光協会では、アフターコロナを見据えた観光誘客取り組みの一環として、2022年5月(予定)にJR京田辺駅すぐに新観光案内所をリニューアルオープンし、そこを中心とした観光の拠点整備を行う予定をしています。新観光案内所を活用した観光事業をはじめ、京田辺市が掲げる「ひとやすみ観光」の推進の取り組みに対し、地域共生を掲げるJR西日本グループである当社も同事業に参画し、旅行業およびその枠を超えた取り組みを推進することで、京田辺市における地方創生の課題解決を図っていきます。
- 「観光振興を通じた地方創生に関する包括連携協定」具体的取り組み予定
1.新観光案内所を活用した観光推進に関すること
2.市民まつり等大規模イベントを通じた交流人口の拡大に関すること
3.観光による地域活性化及び観光誘客の促進に関すること
4.京田辺市産品の認知度向上及び販売促進に関すること
5.新たな観光資源、特産品の発掘・開発及びその支援に関すること
6.観光関連産業の人材育成に関すること
7.史跡・歴史遺産を活用した観光振興に関すること
8.その他観光の振興及び地域の活性化に関すること