京王電鉄は15日、合法民泊マンションの宿泊予約受付を開始した。同社発表による詳細は次の通り。
京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市、社長:紅村 康)では、2月22日(水)から、大田区蒲田において、鉄道業界では初となる合法の一棟まるごと民泊マンション「KARIO KAMATA(カリオ カマタ)」をオープンし、民泊事業に参入します。これに伴い、2月15日(水)から宿泊予約の受付をスタートします。
今後も、法整備の状況を踏まえ、地域の方々とも連携しながら、本件のような一棟まるごと民泊マンションを核とした民泊のエリア展開を進め、京王沿線における空き家対策やまちづくりにも活用し、沿線のさらなる活性化を図っていきます。
詳細は下記のとおりです。
≪KARIO KAMATA(カリオ カマタ)の外観・客室内一例≫
1.民泊マンション「KARIO KAMATA(カリオ カマタ)」の概要
(1)場所:東京都大田区蒲田4丁目27-4(京急蒲田駅から徒歩4分、JR蒲田駅から徒歩7分)
(2)敷地面積:148.69㎡(44.97坪)
(3)延床面積:578.39㎡(174.96坪)
(4)規模・構造:鉄筋コンクリート造地下1階地上6階
(5)運営・管理:京王不動産株式会社
(6)インテリアデザイン:株式会社リビタ
(7)施設概要:全14室(3タイプ)
(8)物件の特徴:羽田空港や品川駅へのアクセスが良く、国内外の広範な出張・観光需要が期待できる交通の利便性が高いエリアです。また、ファミリー層やグループ利用など、多様なニーズに対応した6泊7日以上の中長期滞在者向け施設です。
(9)宿泊予約受付URL:公認民泊仲介サイト「STAYJAPAN」 https://stayjapan.com/
2.民泊事業に参入する経緯および各関係者との連携
当社では、国内人口の減少による空き家が増加する一方で、訪日外国人の増加により宿泊施設不足が深刻な課題であると認識しています。民泊事業では、「不動産の活性化と旺盛な宿泊ニーズ」を繋ぐ、新たな成長マーケットとして期待しており、当社グループが持つ不動産事業、今後力を入れていくべきインバウンド需要等との親和性も高いことから、グループ事業機会の拡大に結び付けられると考えています。さらに、将来的には民泊事業は沿線活性化にも資する事業であると考えています。