京浜急行電鉄(石渡恒夫社長)と京成電鉄(三枝紀生社長)は1日から、羽田、成田両空港を利用する訪日外国人を対象にした共同キャンペーンを始めた。両社は「空港から都心へのアクセスを担う鉄道会社として、東日本大震災の影響で減少した外客を誘致するために実施する」と話している。
キャンペーンは来年2月末まで実施。期間中、外客向けのきっぷを販売するとともに、購入者にオリジナルグッズをプレゼントする。
具体的には、京急電鉄は羽田空港国際線ターミナル駅から泉岳寺駅まで片道乗車券と、都営地下鉄・東京メトロ1日フリー乗車券をセットにした「ちか鉄共通パス」(1300円)など3種類を販売。
また、京成電鉄は特急スカイライナーのきっぷと東京メトロの乗り放題きっぷを組み合わせたチケット「ケイセイスカイライナー&メトロパス」を販売する。
価格はスカイライナー片道とメトロ1日券の場合、2600円となっている。