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京都大学経営管理大学院は2023年12月12日、観光MBA公開講義「持続可能な日本の観光2023~日本の文化を活用する~」をオンラインで開催した=写真。京都観光アカデミーとの連携事業。東洋文化研究家のアレックス・カー氏が、観光管理の必要性や日本の景観や文化を大切にした観光振興策などについて講義した。
カー氏は「観光立国か、観光亡国か」との問題提起から講義を始めると、オーバーツーリズムなどの最近の話題に触れた上で、「観光立国と観光亡国、違いは管理にある」「『観光管理』は先端技術だ」と指摘。観光客にとっての「便利」追求を第一にする、日本の観光地整備の在り方に疑問を投げかけると同時に、「誰でもウエルカム」「平等」の観光施策からの転換の必要性を説いた。
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