
伝統と革新の融合、「江戸前寿司」にインスパイアされた海鮮料理
亀の井ホテル熱海は2025年3月20日、和食レストラン「阿多美」をリニューアルオープンする。「アタミモダン和食」をコンセプトに、伊豆の地元食材を活かした和洋折衷の新たな味わいを提供する。
新しい「阿多美」では、伝統的な和食の技法に洋風のアレンジを加えた料理を楽しむことができる。目玉となるのは、「江戸前寿司」の技法にインスパイアされた「海鮮九種盛り」だ。素材本来の味を引き立てるため、あえて醤油差しを使わずに提供される。
また、伊豆近海で獲れた鮑や栄螺を、フランス料理の「ブルギニョン」仕立てで提供する「鮑・栄螺のブルギニョン」も注目の一品だ。バター、にんにく、パセリを使用し、仕上げにあおさを加えることで、和洋の風味が絶妙に調和した一皿となっている。
リニューアルされたレストランは、ダークカラーの落ち着いた配色の店内から相模灘を一望できる。入口には、熱海名物の早咲きの梅にちなんだ梅の木のオブジェとガラス素材のパーテーションが設置され、開放感と居心地の良さを演出している。
亀の井ホテル熱海の大房建司総支配人は、「当ホテルでは、亀の井ホテルが掲げる『ご当地』『伝統』『親しみ』を大切にしています。亀の井ホテルならではの魅力を最大限に活かしたお料理と、ゆっくりと愉しめる時間をお届けいたします」とコメントしている。
新しい「阿多美」では、全3種類のコース料理を用意する。中でも「特別会席 相模湾の海の幸と黒毛和牛で彩る 料理長のおすすめ会席プラン」は、黒毛和牛のタリアータと相模灘で獲れた新鮮な海の幸を味わえる料理長自慢の和食コースとなっている。