九州観光推進機構は、自然や異文化を生かしたアドベンチャーツーリズム(AT)の市場動向や九州における可能性をテーマにした「アドベンチャーコネクト九州」を21日に福岡市のホテルニューオータニ博多で開催した。アドベンチャーツーリズムの国際的な組織、Adventure Travel Trade Association(ATTA)のシャノン・ストーウェルCEOを招いた。
アドベンチャーコネクトはATTAと地域が連携し、情報交換やネットワーク構築を目指すイベント。欧米を中心に約40回開催され、日本では2017年に北海道、18年に長野県、19年に沖縄県で開催された。今後、東京でも開催される予定。
アドベンチャーコネクト九州では、ATTAのストーウェルCEO、ジェイク・フィニフロックアジア統括部長が講演。JTB総合研究所主席研究員の山下真輝氏が「観光政策におけるアドベンチャーツーリズム推進の意義」について語る。講演などの後、情報・意見交換会も開催した。