
鉄道旅客協会によると加盟旅行業12社の今年2月の総取扱額は、2149億8411万円で、前年同月比15.1%減となった。総取扱額が前年実績を超えた会社はなく、8社が前年比2ケタの減少。また国内、海外、外国人旅行ともに前年実績を2ケタ減となった。
国内旅行は前年同月比12.2%減の1337億4165万円だった。各社が前年割れした。減少幅が5%未満にとどまったのは東武トラベル(前年同月比3.3%減)のみだった。
海外旅行は同20.1%減の776億4322万円。前年比増は東武トラベル(同3.8%増)のみ。
外国人旅行は、同15.1%減の18億4506万円。トップツアーが同109.4%増と大きく伸ばした。農協観光も同7.1%増と前年を超えた。
この結果、08年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比6.6%減の3兆1336億3356万円となった。この時点で前年実績を上回っている会社は東武トラベル(同0.3%増)のみ。
国内旅行は同4.4%減の1兆9289億8725万円で、東武トラベルのみ前年実績を超えている。海外旅行は同10.7%減の1兆1297億4658万円、外国人旅行は同0.4%増の537億2585万円。