国土交通省が発表した今年1月の主要旅行業者63社の旅行取扱状況(速報)は、総取扱額が前年同月比2.7%増の4392万4537万円だった。6カ月連続で前年実績超え。このうち国内旅行は同3.4%増の2539億9986万円。海外旅行は同1.3%増の1828億1786万円で、前年実績を7カ月連続で超えた。外国人旅行は同29.3%増の24億2764万円。
国内旅行は「募集型企画旅行が好調」(観光事業課)。3カ月連続で前年比プラスだった。ANAセールスが前年同月比8.9%増、日本通運が同16.1%増。KNTは同3.5%減、トップツアーは同10.7%減など。
海外旅行は西鉄旅行が同12.8%増と伸ばした。KNT(同5.8%減)、日本旅行(同9.2%減)は前年割れだった。
旅行商品ブランドの総取扱額は前年同月比2.9%増の1250億3224万円。このうち国内旅行は同6.5%増の667億5346万円、海外旅行は同1.1%減の581億5193万円、外国人旅行は同26.4%増の1億2684万円。総取扱人数は、同5.3%増の324万5864人。国内旅行は同6.6%増の284万6731人、海外旅行は同3.8%減の39万890人、外国人旅行は同31.7%増の8243人。