観光庁が12日に発表した今年5月の主要旅行業58社の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が5183億7857万円で前年同月比24.0%増、前々年同月比は4.0%増だった。内訳は、国内旅行が前年同月比20.6%増の3253億4944万円、海外旅行が同28.0%増の1872億7310万円、外国人旅行は同188.6%増の57億5602万円。
分野別に前々年同月比を見ると、国内旅行が0.2%増、海外旅行が同11.7%増、外国人旅行が同0.9%減。
58社中、取り扱い額の合計が前年を超えたのは56社だった。
募集型企画旅行の取り扱い状況は、総取扱額が前年同月比32.9%増の1272億9391万円だった。このうち国内旅行は同34.5%増の680億1468万円、海外旅行は同30.8%増の590億2557万円、外国人旅行は同263.3%増の2億5367万円。前々年同月比は国内旅行が2.6%減、海外旅行が同10.8%増、外国人旅行が同29.5%減で、合計では3.1%の増加だった。
募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比29.0%増の300万8246人。内訳は国内旅行が同28.3%増の266万7469人、海外旅行が同31.9%増の32万8479人、外国人旅行が228.6%増の1万2298人。前々年同月比は国内旅行が6.6%減、海外旅行が同4.3%増、外国人旅行が同24.3%減、合計では5.6%減。