観光庁が15日に発表した9月の主要旅行業57社の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額5669億6257万円で、前年同月比5.0%増。これで5カ月連続の増加となった。
内訳は国内旅行が前年同月比8.7%増の3519億9894万円、海外旅行が同1.2%減の2088億3091万円、外国人旅行が同21.6%増の61億3273万円だった。国内旅行は、対前年同月比で8カ月連続の増加となった。
取扱額の合計が前年同月を超えたのは57社中42社だった。
各分野で前月よりも前年同月を超えた事業者が多かった。国内旅行は取り扱い53社中42社、海外旅行は56社中30社、外国人旅行は36社中27社がプラスだった。
募集型企画旅行の総取扱額は前年同月比4.6%増の1555億3652万円。国内旅行が同9.4%増の845億7770万円、海外旅行が同0.8%減の706億6107万円、外国人旅行が同61.1%増の2億9776万円だった。
募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比4.1%増の348万2922人だった。前月比では177万3097人減少した。
内訳は国内旅行が5.3%増の309万5110人、海外旅行が6.0%減の37万2660人、外国人旅行が42.5%増の1万5152人だった。