観光庁が10日に発表した主要旅行業者43社・グループの2023年9月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が19年同月比で26.9%減となる3160億1587万円だった。対19年同月比において、国内旅行は先月と比較すると増加した。海外旅行、外国人旅行はほぼ横ばいの状況となっている。
総取扱額が19年度実績を上回ったのは、富士急トラベル(129.6%増)、ケイライントラベル(22.4%増)、WILLER(19.0%増)、東武トップツアーズ(8.0%増)など5社。
分野別に見ると国内旅行の取扱額は同17.5%減となる1949億1848万円。富士急トラベル(132.4%増)、ケイライントラベル(80.6%増)、WILLER(17.1%増)、東武トップツアーズ(12.1%増)など5社が19年度実績を上回っている。
海外旅行の取扱額は同40.4%減となる1033億6506万円だった。19年度実績を上回ったのは、富士急トラベル(124.4%増)、ケイライントラベル(19.6%増)、東武トップツアーズ(7.6%増)など8社。
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