
観光庁が9月13日に発表した主要旅行業者43社・グループの2023年7月の旅行取扱状況(速報)で、総取扱額は2019年同月比29.4%減の2892億2014万円となった。内訳は国内旅行が17.0%減の1880億1833万円、海外旅行が48.1%減の857億2117万円、訪日旅行が14.4%減の154億8063万円。4月以降の19年比を見ると、海外旅行は減少幅が縮小傾向にあるが、国内旅行は7月に入って減少幅が拡大した。なお、観光庁では2023年1月分から前年比を公開していない。
総取扱額で19年の実績を上回った会社は7社。このうち取扱額が最も大きかったのは郵船トラベルで2.8%増の27億863万円、伸び率が最も高かったのは富士急トラベルで60.1%増の5億9873万円だった。
国内旅行で19年を上回ったのは7社だった。このうち取扱額が最も大きかったのはJTB6社計で0.8%増の824億3991万円、伸び率が最も高かったのは富士急トラベルで70.9%増の5億8390万円だった。取扱額が2019年の5割未満だった会社は9社だった。
会員向け記事です。